子供が部屋でNintendo Switchをプレイし、周りには多くのゲームソフトが散乱している。
任天堂が長年抱える「ショベルウェア問題」は、Wiiの悪名高いゲーム「Ninjabread Man」とその開発元であるデータデザインインタラクティブ(DDI)にそのルーツを辿ることができる。DDIは、アセットフリッピング(既存のゲーム資産を流用・再利用する手法)を駆使し、低品質ながらも大量のゲームをリリースすることで市場シェアを拡大した。この戦略は、多くの低品質で資産流用されたゲームが、その圧倒的なボリュームによって欧州のバリューゲーム市場で一定の地位を築くことを可能にした。
DDIはその後姿を消したが、デジタルマーケットプレイスの台頭とともに、低品質でアセットフリッピングされたゲームの問題は形を変えて再浮上した。記事では、任天堂がSwitch時代に週に20~30本のインディーゲームをリリースするという目標を設定した戦略の転換を批判している。これにより、「Gorilla Big Adventure」のような、Pix Artsなどの開発元による質の低いタイトルが氾濫する事態を招いた。
これらのゲームは、容易に入手可能なアセットを使用し、安価に販売され、90年代の無料ブラウザゲームにあったような「フラッシュコンテキスト」(高品質な無料ゲームへの認識)を持たない子供たちをターゲットにしていることが多い。筆者は、このショベルウェアの流入が、無邪気な消費者、特に子供たちを食い物にするだけでなく、質の高いタイトルが低労力な提供品の中に埋もれてしまうことで、正当なインディー開発者にも損害を与えていると主張している。
記事は、DDIの古い「Junior League Sports」のタイトルが現在もSwitchで入手可能であることを指摘し、ショベルウェア問題の根強い性質と、それがゲーミング体験や若いプレイヤーの将来に与える悪影響を浮き彫りにしている。
